セカンドオピニオン外来
- second opinion -
セカンドオピニオン外来について
望星西新宿診療所では「思いやる心」を大切に診療をしていますが、この心を慢性腎臓病(CKD)患者さんの治療に役立てることを目的に『慢性腎臓病(CKD)セカンドオピニオン外来』を開設しています。
担当疾患 | 慢性腎臓病(CKD) |
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相談日時 | 毎週火曜の午後(1回30分で予約制) |
相談内容 | 検査所見から診断・治療のアドバイス(当院では検査・処方はいたしません) |
相談料 | 1回目 全額自費 ¥5,000(税込) 2回目以降の経過観察は、外来保険診療になります。 |
お持ち物 | かかりつけ医の診療情報提供書(紹介状)、検査資料(画像データ、血液・尿検査データ・腎生検所見等) |
担当医師 | 富野康日己(医学博士、順天堂大学名誉教授 |
お申込み | 医療法人社団松和会 望星西新宿診療所 電話 03(5304)5655 |
担当医師紹介
略歴
昭和49年3月 | 順天堂大学医学部 卒業 |
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昭和49年4月 | 市立札幌病院 臨床修練医 |
昭和54年4月 | 東海大学医学部 内科助手 |
昭和59年4月 | 東海大学医学部内科 講師 |
昭和63年10月 | 順天堂大学医学部腎臓内科学講座 助教授 |
平成6年7月 | 順天堂大学医学部腎臓内科学講座 教授 |
平成16年4月 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長 |
平成18年4月 | 順天堂大学 医学部長 |
平成26年1月 | 文京学院大学 客員教授 |
平成26年5月 | インドネシア共和国アイルランガ大学 名誉教授 |
平成27年4月 | 順天堂大学 名誉教授 東海大学 客員教授 医療法人社団松和会 常務理事 アジア太平洋腎研究推進室長 |
専攻領域
慢性糸球体腎炎(特に、IgA腎症)、糖尿病腎症、高血圧、慢性腎臓病(CKD)
所属学会
アジア・太平洋腎臓学会議(前理事長)
アジア腎カンファランス(顧問)
国際IgA腎症シンポジウム(前理事)
国際スポートロジー学会(評議員)
日本内科学会(認定内科医、功労会員)
日本腎臓学会(認定専門医、指導医、功労会員)
日本成人病(生活習慣病)学会(理事、認定管理指導医)
日本高血圧学会(指導医)
腎とフリーラジカル研究会(会長)
日本糖尿病性腎症研究会(代表世話人)
慢性腎臓病(CKD)とは?
CKDとは一つの腎疾患を指しているのではありません。(1)腎障害の存在が明らか : ①タンパク尿の存在、または ②タンパク尿以外の異常 [病理、画像診断、検査(検尿/血液)等で腎障害の存在が明らか] (2)推算糸球体濾過量(eGFR)が60ml/分1.73㎡未満。
この(1)、(2)のいずれか、または両方が3ヵ月以上持続する場合は、原因を問わずCKDと診断されます。なお、推算糸球体濾過量(eGFR)は、血液結果の結果から求められます。CKDは、末期腎機能不全から透析療法へと病状が悪化していく予備軍であるばかりでなく、心血管イベント(脳卒中、狭心症、心筋梗塞など)の危険因子でもあり、自覚症状もなくしらないうちに密かに悪化します。
セカンドオピニオン外来とは?
セカンドオピニオン外来とは、患者さんがかかりつけ医から勧められた治療法を選択するにあたり、納得して治療を受けられるように、かかりつけ医以外の医師(専門医)の意見を求めことができる診察(相談)の場を言います。
セカンドオピニオン外来の受診の可否は?
お受けすることができる方
・かかりつけ医から、病名や治療方針の説明を受けられている患者さん
・原則、患者さんご本人(患者さんの同意があれば、ご家族の方も可能です)
お受けすることができない方
・訴訟を目的とする場合
・すでに終了している治療に関しての診断
・メンタルクリニックに関連する事項